米豆腐

「芙蓉鎮」の映画の中に出てくる豆腐は米から作られた米豆腐だそうです。それらしきモノを長沙(湖南省)で食べたことがあるのですが、それが米豆腐だったかもしれません。
豆腐は大豆にかぎらず、胡麻、杏仁(アーモンド)、ピーナッツ、葛などからも作ることが出来ます。 

 単に米豆腐と言っても地方によって食べ方なども違うようです。

   米豆腐是湖南郴州的一种特色食品,和粉、面一样被当作一种副食,也可以作为一种小吃但常常不当作菜。在郴州安仁县更是随处可见且人人会做。其制作工艺并不复杂。
   其实米豆腐目前很多地方都有,最根本的区别就在于其食用方式,贵州常常把它当作一种菜来做,在电影《芙蓉镇》里也看到过米豆腐,它又是另一种方式,湖南郴州的食用方式却也不一样。

映画の中で豆腐屋の女将さん胡玉音が、隣の国営食堂の責任者で共産党の幹部でもある李国香から所得調査や米の横流しを追及される場面があります。その時、どうして米が豆腐と関係があるのだろうと思っていましたが、米から作る豆腐があると判り、あの場面が理解できました。

 (写真 王村=芙蓉鎮)
2007年に世界遺産、張家界(湖南省)に行きました。その際にガイドと雑談する内に映画の話になり、この映画「芙蓉鎮」のモデルになった村、王村はこの近くだと教えてくれました。そして、今でも、映画と同じようなスタイルで米豆腐屋が営業していて、観光客の人気を呼んでいるという。

又、すぐ傍にはNHKの「世界ふれあい街歩き」でも紹介され、中国でも最も美しいとされる古鎮「鳳凰古城」があり、時間があれば合わせて訪問したいと思うが、湖南料理はとても辛く、食べられなかったことを思い出し、思案中です。