29日戦闘報告

 昨日(29日)の戦闘報告。当初、私は中国館に近い、5号門か、6号門の中央突破をする作戦だった。しかし、前夜に、留学生寮にいるアメ公と口喧嘩をしたので、寝つきが悪く、朝も起きたのが7時で、出遅れを取ってしまった。一時は日曜日に変更をも考えたが、天気予報を見ると、土曜日は曇り、気温25度、日曜日は晴れ、気温28度。ここで再度考え直し、馬当路(マータンルー)にある9号門から突撃することに作戦変更した。9号門は、地下鉄9号線 馬当路駅に隣接した浦西地区に入場ゲートがある。ここで手荷物チェック、改札を済ますと、万博専用地下鉄で会場内に直接入ることが出来る。謂わば、落下傘降下部隊のようなもだ。 

    (荷物チェック前の列)
  戦闘装備を完了、寮を出て直ぐに自転車の直撃を食らい、早くも左手を負傷してしまった。地下鉄に向かう途中で豚マンを買い、朝食。馬当路駅に着き、案内の指示に従い入場口に向かう。入場口に着いたのが9時20分、以外にも人が少ない。ボランティアから戦場の地図を入手、今回の地図は防水仕様になっていた。列に並び30分位の待ち時間で、手荷物チェックを受ける。液体類の持込のチェックをしているが、いい加減だ。手に持っているなどして見つかったものは、その対象となっていた。可笑しなことに液体のみ回収して、空のペットボトルを持ち主に返していた。私のリュックの中のペットボトルはX線検査を受けてもスルーだった。

 今回は学割入場券を使用するので、学生証が必要だった。過去に中国各地の観光地で学割を断わられた経験もあって、もし万博入場の際に断わられる事を想定して、中国語で言い返す言葉も準備万端で、改札に向かった。ところが、改札寸前になって、私が通過する改札担当が持ち場を離れてしまった。突然、敵前逃亡した担当からの学生証チェックを受けることなく通過できた。万博専用地下鉄は浦西会場と浦東会場に駅がある。今日は日本産業館のある、浦西会場で下車した。


世博网5月29日:5月29日,凉风送爽的周六,世博会参观人数再创新高。截至当晚20时30分,经票检入园的参观者达50.36万人,世博会参观者累计达733.71万人次。园区全天运行情况平稳,秩序井然

截至当晚19时,各地旅游团队入园人数共17.38万,约占同期入园参观者总人数的35%。团队客流相对集中的后滩、长清路、鲁班路出入口入园参观者分别达9.0万、7.9万、5.4万人,散客为主的上南路、高科西路出入口参观者也分别达到7.2万、6.9万人。当日入园客流集中在上午,其中9时至10时,进园客流达20.70万人,创开园以来单小时入园参观者最高值。

(クリックすれば大きくなる?・・はずです。orz)

  ここの報道で気が付いたことがある。開幕当初は入場者数を万単位で数えていたのだが、最近は百単位まで数えるようになってきた。その理由は私にはよく判らない。
(愛知万博では、11時、16時、最終の1日3回 入場者数をリアルタイムで、1桁のオーダーでカウントしていた。又、会場内では現在の入場者数を数箇所でデジタル表示していた)

  今日は浦西地区会場のパビリオンは列があるものの、休憩場所はどこでも空いていて、いつでも座れた。レストランも待つことなく食べられた。夕刻、船に乗って浦東会場に移動した。開幕日と同じ時間、同じ場所でも今日は整然とした感じだった。会場内のバスにもすぐ乗れたし、東の端から西の端まで移動したが人は多くない。帰りの地下鉄も、前回は座席に座れなかったが、今回は座れて帰った。

 しかし、29日は上海万博始まって以来の50万人もの入場者があったと後から聞いて驚いている。きっと、私がパビリオンに入っている時間に約30万人くらいの団体が来て、40万人位が、すぐに退場したのだと思う。報道にある通り“秩序”は別として、整然としていた万博会場だった。 以上報告を終わる。

 (夕方の8号ゲート付近 退場する人も疎ら)

(夜間入場する人など一人もいない。)




つづきもあります。